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会社名 | イーペット少額短期保険株式会社 |
本社所在地 | 〒807-0833 福岡県北九州市八幡西区南鷹見町15-20 折尾ロイヤルビル 1階 | |
取扱い商品 | ペット保険 |
イーペットのペット保険は、ペットのケガ・病気に対して、支払い限度額の範囲内の保険対象となる診療費のうち、70%が補償される「e-ペット70」と、50%が補償される「e-ペット50」の2プランを展開しています。
年間60万円が上限であるものの、免責金額をはじめ、一日単位の上限金額・手術や通院の回数・日数制限がありません。また、「e-ペット70」であれば初回のケガについては完治まで全額補償です。
豊富な割引制度を揃えていることも大きな魅力で、2年目以降であれば最大で保険料が16%引きになります。
月額130円(年間一時払い1,440円)で賠償責任特約をつけられるところも魅力です。
保有プラン | 保障割合 | 年間最高補償額 | 補償内容 | 申込可能動物 |
e-ペット70 | 70% | 60万円 | 通院・入院・手術 | 犬・猫 |
e-ペット50 | 50% | 60万円 | 通院・入院・手術 | |
ペット賠償責任特約 | 申込書記名の被保険者が飼育する全てのペット(犬または猫)が他人に身体障害や財物損壊を与え、法律上の損害賠償責任が生じた場合、一定額補償します。 ※1事故につき支払限度額500万円まで補償 |
5%割引:当社ホームページからのお申込みで適用
3%割引:同一契約者・2頭目以降のペットに適用
3%割引:マイクロチップが装着されている場合に適用
5%割引:契約継続において過去1年間保険金のお支払いがなかった場合に適用
・契約始期日から15日以内に発症した病気
・保険契約始期日の前に獣医師の診断により既に発見されている遺伝性疾患および先天性異常
・契約者または被保険者の故意、重大な過失によるもの等
・地震もしくは噴火またはこれらによる津波もしくは風水害等の自然災害
・ワクチン接種費用、その他の疾病予防のための検査・投薬等
・健康体に施す処置
・正常な妊娠、出産、交配、早産、帝王切開、流産、人工流産 等
・去勢、避妊、乳歯遺残、停留睾丸、臍ヘルニア、そけいヘルニア、歯石取り、歯切り、爪切り、耳掃除、肛門腺しぼり等
・健康診断
・中国医学(鍼灸を除きます)、インド医学、ハーブ療法、アロマセラピー、ホメオパシー、温泉療法 および酸素療法等
・食物や療法食、サプリメント、ビタミン剤等の健康食品、漢方薬(医薬品を除く)の費用
・シャンプー代を含む入浴費用、イヤークリーナー(院内処置を除く)の費用
・ペットの移送費、ペットホテルまたは預かり料、散歩料
・休日、時間外診療費および往診費
・診断書等の証明書類の文書作成費用
・カウンセリング、相談、指導の費用
・ペットの診療に付き添った者が負担した交通費等の付添費用
イーペットのペット保険の特徴は、特徴は、70%と50%の極シンプルな2プランのみの商品ラインナップでありながらも充実の補償内容と比較的安価な保険料である点です。 免責金額をはじめ、一日単位の上限金額・手術や通院の回数・日数制限などもありませんが、年間60万円が上限となっています。
月額130円という格安価格でペット賠償責任特約もつけることができます。これは、飼い主さまが飼育するペットが他人に身体障害や財物損壊を与え、法律上の損害賠償責任が生じた場合、1事故につき支払限度額500万円まで補償してくれるというもの。
しかし、高齢期の保険料値上がり幅が他社比較で高めに設定されており、20歳まで毎年値上がりしていきます。他社の値上がりが12~14歳で止まるケースが多いことを考えると、高齢になればなるほど保険料が割高になってしまうというリスクもあります。
基本保険料はどうぶつの種類・品種・年齢および補償割合により異なります。
※消費税は非課税となります。
ペット年齢 | 小型犬 | 中型犬 | 大型犬 | 猫 | ||||
月払 | 年払 | 月払 | 年払 | 月払 | 年払 | 月払 | 年払 | |
0歳 | 2,450円 | 28,050円 | 2,580円 | 29,500円 | 2,920円 | 33,320円 | 1,990円 | 22,730円 |
1歳 | 2,350円 | 26,800円 | 2,510円 | 28,660円 | 2,730円 | 31,210円 | 1,890円 | 21,570円 |
2歳 | 2,290円 | 26,140円 | 2,450円 | 28,010円 | 2,670円 | 30,570円 | 1,830円 | 20,890円 |
3歳 | 2,300円 | 26,240円 | 2,460円 | 28,090円 | 2,690円 | 30,700円 | 1,840円 | 20,980円 |
4歳 | 2,540円 | 29,080円 | 2,740円 | 31,330円 | 3,040円 | 34,750円 | 2,020円 | 23,110円 |
5歳 | 2,820円 | 32,220円 | 3,060円 | 34,940円 | 3,440円 | 39,340円 | 2,230円 | 25,450円 |
6歳 | 3,060円 | 35,000円 | 3,250円 | 37,130円 | 3,920円 | 44,790円 | 2,380円 | 27,220円 |
7歳 | 3,330円 | 38,030円 | 3,770円 | 43,100円 | 4,460円 | 51,000円 | 2,550円 | 29,110円 |
8歳 | 3,720円 | 42,550円 | 4,580円 | 52,290円 | 5,420円 | 61,940円 | 2,760円 | 31,530円 |
9歳 | 4,170円 | 47,610円 | 5,270円 | 60,210円 | 6,240円 | 71,370円 | 3,040円 | 34,710円 |
10歳 | 4,800円 | 54,860円 | 6,080円 | 69,440円 | 7,210円 | 82,360円 | 3,380円 | 38,640円 |
※ご契約継続の場合、11歳以降も保険引受の対象となります。
※保険料は、継続時に年齢が上がるごとに変更となります。
※11歳以上の保険料はこちらをご覧ください。
月払:130円 一時払:1,440円
ペット年齢 | 小型犬 | 中型犬 | 大型犬 | 猫 | ||||
月払 | 年払 | 月払 | 年払 | 月払 | 年払 | 月払 | 年払 | |
0歳 | 1,930円 | 22,030円 | 2,000円 | 22,860円 | 2,160円 | 24,690円 | 1,600円 | 18,290円 |
1歳 | 1,860円 | 21,200円 | 1,950円 | 22,280円 | 2,060円 | 23,580円 | 1,530円 | 17,460円 |
2歳 | 1,810円 | 20,730円 | 1,910円 | 21,810円 | 2,020円 | 23,140円 | 1,480円 | 16,970円 |
3歳 | 1,820円 | 20,800円 | 1,910円 | 21,870円 | 2,030円 | 23,230円 | 1,490円 | 17,040円 |
4歳 | 2,000円 | 22,840円 | 2,120円 | 24,200円 | 2,290円 | 26,200円 | 1,620円 | 18,570円 |
5歳 | 2,190円 | 25,080円 | 2,340円 | 26,770円 | 2,580円 | 29,540円 | 1,770円 | 20,230円 |
6歳 | 2,370円 | 27,070円 | 2,520円 | 28,800円 | 2,880円 | 32,870円 | 1,900円 | 21,750円 |
7歳 | 2,560円 | 29,220円 | 2,710円 | 30,990円 | 3,200円 | 36,580円 | 2,050円 | 23,380円 |
8歳 | 2,830円 | 32,350円 | 3,280円 | 37,500円 | 3,880円 | 44,330円 | 2,240円 | 25,580円 |
9歳 | 3,130円 | 35,820円 | 3,770円 | 43,110円 | 4,460円 | 51,000円 | 2,440円 | 27,830円 |
10歳 | 3,440円 | 39,320円 | 4,340円 | 49,640円 | 5,140円 | 58,780円 | 2,660円 | 30,440円 |
※ご契約継続の場合、11歳以降も保険引受の対象となります。
※保険料は、継続時に年齢が上がるごとに変更となります。
※11歳以上の保険料はこちらをご覧ください。
月払:130円 一時払:1,440円
イーペットのペット保険のメリットは、免責金額をはじめ、一日単位の上限金額・手術や通院の回数・日数制限などがなく、ペットの具合いが悪くなった際に気軽に病院に連れていける点が大きいでしょう。
豊富な割引制度も魅力的で、2年目以降は保険料を最大で16%オフにできます。
ペットの年齢が10歳までは保険料も比較的安価であり、中でもバランスの良い50%補償の「e-ペット50」への人気が高まっています。
また、70%補償の「e-ペット70」であれば、初回のケガ限定で完治まで100%補償されるため、飼っているペットが急な大ケガをしてしまった際などにも安心です。
イーペットのペット保険のデメリットは、なんといっても高齢期の保険料値上がり幅が急激であるところです。5~6歳くらいから徐々に高額になり、11歳以降の保険料は別ページでページを分けて紹介されるほど高額です。最高額は、20歳の大型犬で月額保険料が15,990円となっています。
また、窓口精算ができないため、お手軽に保険金を請求したいと考えている飼い主さまは少々手間を感じるかもしれません。
加入条件も他社と比較すると少々厳しめとなっており、持病がある、経過観察中、通院中などの場合を始め、過去半年以内に予防以外の目的で動物病院を受診していたり、先天性異常及びその疑いがあったりする場合は加入することができません。
補償内容の手厚さを考えると、他社と比べても比較的保険料は安価であると言えます。しかし、保険料の値上がり幅が大きいため、ペットの年齢が上がるにつれ急激に割高になっていきます。10歳くらいまでは他社比較で順当ではありますが、11歳以降の保険料の上がり方が非常に急こう配であることから、かなりの高額となる場合も想定しておかなければなりません。
とはいえ、ペットの年齢が若いうちは非常に手厚い補償内容を安価な保険料で担保してもらえるため、高齢期にほかのペット保険商品に乗り換えるなど、ライフプランをきちんと練った上で利用する分には大きなデメリットではないでしょう。
価格については、高齢期以降の値上がり幅を考慮し、3点の評価としました。
イーペットのペット保険は、70%が補償される「e-ペット70」と、50%が補償される「e-ペット50」のシンプルな2プランで構成されています。どちらも免責金額、一日単位の上限金額・手術や通院の回数・日数制限などがなく、最大16%オフの豊富な割引制度や、月額130円で賠償責任特約も付けられることなどから総合的に手厚い補償内容であると言えます。
しかし、その分加入条件の敷居が高めに設定されており、審査落ちしてしまったという口コミも少なくはありません。
11歳以降の保険料の値上がり幅が急こう配であることから、ペットが高齢になっていくにつれ補償内容と保険料のバランスが徐々に合わなくなってくるという事態も考えられます。
とはいえ、終身継続が可能で上記の手厚い補償内容が続くこと、若齢期は保険料も比較的安価であることを考えると、長期総合的にみればバランスが取れているという見方もできなくはありません。
補償内容の評価は5点としました。
年間限度額が設定されてはいるものの、全てのプランで免責金額や一日単位の上限金額・手術や通院の回数・日数制限がないという点は大きな利便性と言えます。ちょっとした体調不良や、何か様子がおかしいときなどにも気軽にペットを動物病院に連れて行くことができ、万が一の事態の早期発見にもつなげることができます。
窓口精算に非対応という点はデメリットでありますが、後日精算でも構わないからしっかりした補償が受けたいという方にとっては大きな問題ではない手間です。
利便性に関しては4点の評価としました。
イーペットのペット保険は、ごくごくシンプルな2プランのみで構成されているため、多様性という面では他社ペット保険と比べると際立った点は見受けられません。しかし、豊富な割引制度を設定していたり、70%プランであれば初回のケガは100%完治補償の制度があったり、シンプルな構成を後押しする制度をしっかり設けています。
複雑なカスタマイズをしてペット保険を利用したいという上級者には物足りないかもしれませんが、はじめてペット保険を利用する方や、シンプルな分かりやすい構成のペット保険を求めている方には問題なくご利用いただける商品です。
多様性に関しては可もなく不可もなくというところで、評価を3点としました。
イーペットのペット保険の口コミは、賛否両論で明暗がはっきり別れる傾向があります。補償内容が手厚いといった趣旨のポジティブな口コミに対し、オペレーターの対応や解約手続きの複雑さに対するクレーム要素のあるネガティブな口コミが見受けられました。褒める口コミはとことん褒め、苦情を言う口コミはとことん苦情をいう、といった両極端な意見が多数でした。
口コミの評価としては、ポジティブとネガティブが半々であることから2点としました。
若年期は比較的安価な保険料で手厚い補償を受けられるものの、高齢期になるにつれ急激に保険料が値上がりしていくという特徴のあるペット保険です。加入の条件が厳しめであるものの、その補償内容が充実していることから人気の高いサービスであるといえるでしょう。
非常にシンプルな70%補償と50%補償のプランのみのため、複雑な商品内容が苦手であるという方には向いていますが、ご自身の好みに合わせてカスタマイズしてペット保険を利用したいという方には少々窮屈かもしれません。
高齢期にかけ値上がり幅が急こう配になっていくため、加入の際は長期的なライフプランを立て、高齢期でのほかペット保険商品への乗り換えなども視野に入れた総合的な判断で加入するのがよいではないでしょうか。