![]() |
会社名 | ペッツファースト少額短期保険株式会社 |
本社所在地 | 〒153-0063 東京都目黒区目黒2丁目10-11 目黒山手プレイス 2階 | |
取扱い商品 | ペット保険 |
ペッツファーストは、元々生体販売、ペットショップが始めたペット保険会社です。そのため、ペットショップのペッツファーストで購入した際に加入するパターンがほとんどだと思います。
公式サイトを見ても、マイページや各種ダウンロードページはあるものの資料請求やお申込みはウェブ上では受け付けていないようですので、当ペット保険比較カフェで掲載している内容以外につきましてはペッツファーストのショップでご確認ください。
主契約の補償割合 | 総支払限度額 | 通院限度額 | 入院限度額 | 手術限度額 | ||||||
日額限度 | 日数限度 | 限度額 | 日額限度 | 日数限度 | 限度額 | 1回の限度額 | 回数限度 | 限度額 | ||
100%プラン | 120万円 | 限度なし | 限度無し | 限度無し | ||||||
90%プラン | 120万円 | 2万円 | 20日 | 40万円 | 2万円 | 20日 | 40万円 | 2万円 | 2回 | 40万円 |
70%プラン | 902万円 | 1.5万円 | 20日 | 30万円 | 1.5万円 | 20日 | 30万円 | 15万円 | 2回 | 30万円 |
50%プラン | 60万円 | 1万円 | 20日 | 20万円 | 1万円 | 20日 | 20万円 | 10万円 | 2回 | 20万円 |
特 約 | 補償割合追加特約:この特約により主契約の補償割合を上乗せし、主契約と合わせて30万円を上限として対象となる治療費の100%を補償します。 免責期間補償特約:この特約を付加した場合、普通保険約款の免責期間の規定は適用されません。 |
特約期間:契約日から60日間
この特約により主契約の補償割合を上乗せし、主契約と合わせて30万円を上限として対象となる治療費の100%を補償します。
・30万円を超過した額の主契約への充当順位は原則、通院 → 入院 → 手術となります。
・特約期間中の保険金が30万円を超えた場合は主契約の補償割合でのお支払いとなります。
・特約の保険料はお申込み時に一括で払込頂きます。
この特約を付加した場合、普通保険約款の免責期間の規定は適用されません。
【補償割合追加特約及び免責期間補償特約の取扱いについて】
所定のペットショップでの0歳犬猫のみに取扱います。
付加できない場合
1歳以上の犬猫………………付加できません
ペット購入時以外の加入……付加できません
※家庭で飼育されている愛玩動物または伴侶動物、身体障がい補助犬法に定める盲導犬、介助犬および聴導犬が対象となります。
※事業用(繁殖用・興行用・闘争用・狩猟用等)の動物はご契約の対象となりません。
補償(責任)開始日時期について
■店頭でのペットご購入時加入の場合
所定のペットショップで初回保険料(年払いの場合は年払い保険料)を払い込んだその日が、保険期間の初日(以下、契約日といいます)となり、契約日から補償(責任)が開始されます。店頭で0歳犬猫ご購入の場合は、免責期間補償特約と補償割合追加特約が自動付加されます。
※免責期間とは、保険期間が開始しても発症した病気やケガについて補償の対象とならない期間の事です。
※補償開始前に生じた病気やケガは補償の対象となりません。
※初回保険料:(月払口座振替の場合3/12回分、月払クレジットカードの場合1/12回分)
■お引き渡し後、後日加入の場合
初回保険料(年払いの場合は年払い保険料)を払い込んだその日が、契約日となり、契約日から免責期間終了後に補償(責任)が開始されます。
※初回保険料:(月払口座振替の場合3/12回分、月払クレジットカードの場合1/12回分)
・ペットの死亡(生命補償はありません)
・既往症・先天性疾患等
・ワクチン接種等の予防費用とそれにより予防できる病気
・健康診断等の検査や代替医療等
・保険制度運用上傷病にあたらないものや治療付帯費用、美容や健康増進を目的としたもの
(去勢・避妊・不妊治療・臍ヘルニア・鼠径ヘルニア・歯石除去および歯科治療・往診費・カウンセリング費・断耳・断尾・声帯除去および美容整形など、疾病治療ではない手術に要する費用etc)
※上記は一部です。
「保険金をお支払いできない主な場合は」こちらのページ【重要事項説明】をご覧ください。
好みで治療費の100%、90%、70%、50%の補償プランから選ぶことができます。100%補償プランはほか3つのプランより手厚い補償内容で、1日の支払い限度額や日数・回数制限がありません。
免責期間の15日間も補償※1免責期間補償特約適用の場合所定のペットショップで0歳犬猫購入時自動付加
※2補償割合追加特約適用の場合となります
旅先での急な受診も安心
ペッツファーストのペット保険は、インターネット上で保険料を公開しておりません。また、口コミによると他社と比較しても非常に高額であるという意見が多く見受けられます。
全てのプランに免責金額がなく、100%補償プランであれば1日の支払い限度額や日数・回数制限がありません。また、年間の最大保険金額も120万円と高額で、業界でも屈指の手厚さと言えるでしょう。長期の入院といった事態にもしっかり対応できそうです。
多少保険料が割高でも、とにかく手厚い補償内容で安心に備えたい、という方にはぴったりの内容であるといえます。終身継続が可能で免責期間もない点もメリットです。
インターネットから申し込みができない点、保険料をWeb上で公開していない点が最大のデメリットと言えるでしょう。他社と比較検討しようにも情報がないため、比較が出来ません。公式サイトで資料請求もできないため、ペッツファーストのペット保険への加入を検討する場合は実際に店舗まで行かないといけません。
加入の敷居も高く、書面での申し込みのほか、ペッツファースト店舗以外で購入したペットの場合は獣医師によるヘルスチェックシートが必要になります。
また、ペッツファーストは令和元年9月27日に、関東財務局より決算状況表等の虚偽記載(法令違反)による行政処分を受けています。
安さについては、ペッツファーストのペット保険は保険料を公式サイトで好評していないため、口コミでの判断になりますが、非常に高額のようです。保険料が高額であっても、窓口精算に対応していたり獣医師への電話相談サービスなどの制度が設定されているペット保険商品もありますが、ペッツファーストのペット保険はそのような制度は一切ついておりません。高額なだけで特に優待制度がないペット保険、という見方もできなくはないでしょう。
価格については、情報の非公開、口コミの観点から1点の評価としました。
50%、70%、90%、100%と、全部で4つの補償プランが用意されています。100%補償プランのみ、1日の支払い限度額や日数・回数制限がありません。年間の最大保険金額も120万円なので、補償内容は手厚いといえるでしょう。50~100%の四段階のプランも豊富なので、飼い主様のライフプランに合わせて選択することが可能です。
さらに、補償割合追加特約と免責期間補償特約という無料で付けることが可能な特約があります。しかし、これらの特約はペッツファーストの店舗で0歳の犬か猫を購入した際に保険に加入しなければ付帯できず、あとから付けることはできません。従って、使いどころが難しい特約であると言えます。
幅広いプランや充実の制度を設けていることより、補償内容の評価は4点としました。
インターネットからの申し込みができず、書類申し込みのみの対応となっています。加入時は別途で獣医師によるヘルスチェックシートも必要となるので、加入のハードルは比較的高いと言えます。
しかし、一度加入してしまえば終身での更新が可能かつ補償内容も手厚く、加入時に条件付きであるものの無料で付けられる特約もあります。ペッツファースト店舗でお迎えしたペットを加入させるのであれば、商品の利便性を体感できるかもしれません。
利便性に関しては2点の評価としました。
シンプルながらも、他社ではなかなか見ない「90%補償」があるので、より細かいプラン選びができます。年間最大保険金額も他社と比較すると高めに設定されており、100%補償プランでは120万円までとなっております。
しかし、加入のハードルの高さと不透明な保険料というマイナスポイントを考えると、ペッツファースト店舗でお迎えしたペット以外を加入させるほど魅力的な多様性であるとはいえません。
多様性に関しては可もなく不可もなくというところで、評価を3点としました。
ペッツファーストの口コミは、同社が運営しているペットショップ含め、ポジティブな口コミを発見することが非常に困難でした。ペット保険に関しても、解約まで異常に時間がかかる、意図的とも思える引き延ばしで継続にさせられた、実に解約の手間がかかる、また、解約したのに保険料が引き落とされていたなど、運営サイドのずさんとも言える対応の口コミが多数確認できました。
口コミの評価としては、ポジティブな内容がほぼないことから1点としました。
ペッツファーストのペット保険は、同社運営のペットショップでお迎えしたペットを半ば自動的に加入するケースが多く、そうでない場合は、インターネットからの申し込みもできず、保険料も公開していないことなど考慮すると、わざわざ選択する必要はないのではないでしょうか。
無料で付けられる特約や補償の手厚さは確かに魅力的ですが、不透明な保険料をはじめ、ポジティブな内容がほぼ皆無な口コミなど、メリットと比べてデメリットとリスクが大きいペット保険商品であると言えます。
しかし、メリット面に魅力を感じている場合であれば検討してみるのも良いかもしれません。